三恵技研工業は、戦後間もない1948年(昭和23年)、東京都北区赤羽の地に設立されました。
設立当時は、めっきを主業とする工場でしたが、その後歩留まりや品質向上のためには、塑性加工領域を包含していくべきとの方針に沿って、1960年(昭和35年)に戸田工場、1965年(昭和40年)には浜松工場を新設。その後自動車産業の飛躍的な成長に牽引されるかたちで、1955年(昭和45年)安濃工場、1984年(昭和59年)の群馬製作所、3年後の1987年(昭和62年)には初の海外子会社ニューマンテクノロジー社を米国オハイオに開設するに至りました。その間次々に業容業態を拡大し、表面処理は金属からプラスチックへと広がりをもつと同時に、塑性加工においても広範囲な技術と生産設備を手に入れ、四輪・二輪の部品メーカーとして確たるポジションを得ることに成功いたしました。
現在は、国内に5つの工場と2つの開発部門、海外に10カ所のグループ会社を有し、世界レベルでの部品供給体制、技術支援ネットワークを実現しています。
時代の枠組みの変遷とともに、部品メーカーに求められるニーズも大きく様変わりしていますが、これまでに培ったコア技術に磨きをかけ、先取の精神で、次世代ニーズに応える製品づくりに取り組んでいます。