三恵のPurpose Vision Mission

Purpose

天の時・地の利・人の和=三つの恵み
を享受し
調和させ、社会に貢献する

会社名である三恵の由来です。語源は中国:戦国時代(紀元前4世紀ごろ)の儒学者である孟子と言われています。「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」という教えで、「何かを成そうとしたときには、天の時より地の利が大切だが、地の利よりもさらに大切なのは人の和である」、つまり最後は人の和が一番大切ですよ、と解釈されています。この言葉を引用したのが、日本の戦国武将である上杉謙信とされ、戦に勝つためには3つの要素が必要である、と言ったとされています。天地人の恵みに感謝し、上手にかみ合わせて社会に貢献する、というのが時代に左右されない当社の創業以来の経営理念となります。

Vision

モビリティ事業で培ったモノづくり技術を更に深化・拡大させ、常に挑戦し、社会全体に対して新たな価値を継続的に提供することで喜びをお届けする

当社は1948年の設立時には鉄製品のめっきのみを営む会社でした。そのめっき会社が、今日部品メーカーとして様々なモビリティ部品を手掛けることができるようになったのは、先人達による挑戦の連続のおかげです。わたしたちはこのベースとなる材料や加工技術を更に深掘りし、同時に新しい技術に果敢に取り組みその適用範囲を拡げます。この活動を通じて、モビリティ領域だけではなく社会全体に新しい価値を継続的に提供することで、お客様、パートナー様、地域社会、共に働く仲間とその家族に喜びを届けることを2035年までに目指す姿として定めました。

Mission

いきいき、わくわく、うきうき
- フェアな関係を土台に、外に学び、未来に挑む -

いきいき

わたしたちは、お客様、パートナー様、地域社会、共に働く仲間とフェアでいきいきとした関係から新たな価値を創ります。

わくわく

わたしたちは、世界と市場の変化にアンテナを張り、ニーズとシーズを多面的にとらえ、わくわくするモノづくりをします。

うきうき

わたしたちは、環境課題、社会課題に向き合い、世界中の人々がうきうきしたくらしができるような持続的な社会づくりに取り組みます。

Top message

三恵技研工業は1948年(昭和23年)の設立当時には鉄鍍金会社でしたが、常に新しい加工技術と商品開発に挑戦してきたことで、現在では「金属と樹脂」の「塑性加工から表面処理」までを一貫で請け負える部品メーカーに成長することができました。自社で各種評価機器を保有し、ドアSASHなどの車体部品、排気部品、そして内外装部品向けに品質保証できる自社図面を提供することで、お客様の製品開発の一翼も担っております。
2020年代に入り、クルマの電動化・知能化が進み、自動車業界も大きな変革期を迎えております。当社の排気部品はその電動化の影響を受けるもっとも代表的な部品ですが、この先まだ一定割合はエンジンのニーズは残るものと考え、最後まで専門メーカーとしての役責を全うするつもりでおります。とはいえ2040年頃には多くのクルマは電動化になる見通しであるため、電動化や知能化に必要となる部品開発に力を入れ、ここ最近では融雪機能付レドームを上市することができました。また電動化が進んでも無くならない車体部品については、加工技術の開発と積極的な受注活動を進めております。
当社の要素技術の適用範囲はクルマやバイクに留まりません。アウトドア製品やステンレス製品、医療機器への応用など自社の可能性は無限に広がっていると考え、今後も挑戦を続けてまいります。

代表取締役社長
長谷川 彰宏